（神尾真弓←神尾日出子/水落誘導/入替）

宮川やす子の子供←宮川やす子/？/遺産

（河原専造は、ガンが判明して余命僅かとされた。後妻・里枝との間には子供はいなかったが、他に3人の隠し子がいることを告白。専造は、遺産の1/3を妻、残りの2/3を隠し子で分けることとして、3人を探し出すように命じた。隠し子が相続人として適格でないと判断した場合は寄付する方針も表明した。そこで里枝と藤井純一は隠し子に遺産が渡らないように思案。一方、顧問弁護士の吉田貞蔵・古川菊夫は、自らが設立する財団に寄付させるように画策した。藤井が探し出した飯田さよとの間にできた隠し子は、出生直後に死亡していることが判明。藤井と里枝は養護施設に入れている自らの子供を身代わりとして連れてくるが、後に吉田らが偽物であることを暴露されて相続人から除外。古川は、隠し子・神尾真弓を連れて来るが、実はその女は真弓の実妹であり、遺産目当てで真弓を殺害していたことが判明し相続人から除外された。宮川やす子は、隠し子・成宗定夫を連れて来るが、藤井が仕掛けた罠で暴力事件を起こす羽目になり相続人から除外された。宮川やす子は、里枝らが隠し子を除外する工作をするのを横目に、自らは専造の愛人になるとともに専造と同じ血液型の元恋人と逢瀬を繰り返して妊娠。専造の子供を身籠ったと偽って全遺産を相続させることに成功し、出産後にその子供も死亡させた。）